2015/11/11
フラットデザインとの相性抜群!流行りのゴーストボタンの作り方
最近のボタンデザインの流行の中でも「ゴーストボタン」を使用したWEBサイトを頻繁に見るようになりました。
そもそもゴーストボタンとは一体何かと言うと、ボタンの背景を半透明や、背景色が無く囲い線のみにしたボタンです。ボタンの背景が透けていて、WEBサイトの中に溶け込んでいる幽霊のようなボタンという所から、「ゴーストボタン(GhostButton)」と呼ばれています。
ボタンなどは通常目立たせて作りますが、WEBサイトのビジュアルや雰囲気を壊したくない時や、背景写真の邪魔にならないように配置したい時などに使われます。
そんなゴーストボタンの作り方を、PhotoshopとCSSを使用して説明していきます。
Photoshopによる作り方
ステップ1
まず始めに、キャンバスに背景を敷きます。
今回は明るいグラデーションの背景ですが、ゴーストボタンの場合
フラットデザインのような単色背景や、写真にぼかしが入っている背景によく合います。
ステップ2
背景を敷いたレイヤーの上に、【角丸長方形ツール】でボタンとなるシェイプを
配置します。
そしてこの時、【角丸の丸み】の設定は15pxとしています。
丸みの変更はここを好きに変えてみてください。
ステップ3
先ほど配置したシェイプに効果を付けていきます。
シェイプレイヤーをダブルクリックで、レイヤースタイルプロパティを表示します。
【境界線】
サイズ・・・10px
位置・・・内側
描画モード・・・通常
不透明度・・・100%
カラー・・・白
ステップ4
境界線の設置が完了したら、レイヤーパネル上の【塗り】を0%にします。
こうして、境界線のみが残った状態になります。
ステップ5
最後に、ボタンにする際のテキストを入れて完成です。
サイトの雰囲気に併せてフォントを変えるだけなので、シンプルなゴーストボタンは
汎用性がとても高いです。
Photoshopによるゴーストボタンの作り方は以上です。
次に、CSSによるゴーストボタンの作り方の紹介です。
CSSによる作り方
指定
body{ background : url(../img/img01.jpg) center center no-repeat; } article{ margin : 420px 0; } .btn01 { display : inline-block; padding : 0.5em 4em; border : 2px solid #fff; color : #fff; text-align : center; text-decoration : none; outline : none; } .btn01 p{ font-size : 26px; text-align : center; color : #FFF; font-weight : 600; padding : 30px; }
まずbodyに背景を敷きます。
次に、クラス名「.btn01」にゴーストボタンになる囲いの指定をしていきます。
「.btn01 p」ではゴーストボタン内に入るテキストへの指定です。
ここまでの指定で、WEBサイト上での見え方はこのようになりました。
背景をフルスクリーンでひいて、中央にゴーストボタンを配置しています。
指定方法はこれだけですが、よく見かけるランディングページのようなデザインになりました。
:hover指定
.btn01 a{ font-size : 26px; text-align : center; color : #FFF; font-weight : 600; padding : 30px; text-decoration : none; cursor : pointer; } .btn01:hover { box-shadow : 0 0 45px rgba(255,255,255,0.6); transition : all 0.3s; }
先ほどのままでは動きも何も無いボタンなので、hoverアクションを付けていきます。
上記の指定でのポイントは、box-shadowでボックスに影をつけている所です。
影を付けて、さらにrgbaで色指定を白で0.6の半透明にしています。
そしてtransitionの指定で0.3秒かけてhoverアクションが動作するようになっています。
マウスがhoverした際この様になります。
難しい指定は無く、cssからでもゴーストボタンの実装は可能です。
皆さんお好きな方法で是非ゴーストボタンをサイトに取り入れてみてくださいね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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