2015/06/10
ついにAppleも参入!期待の定額音楽ストリーミングサービス
日本時間の6/9未明、Appleの新製品、新サービス発表会のWWDC2015が開催されました。
そこで発表された主なトピックスは以下のとおりです。
- 新Mac OS X「El Capitan(エル・キャピタン)」
- iOS 9
- 新Apple Watch OS「Watch OS 2」
- 定額音楽ストリーミングサービス「Apple MUSIC」
新Mac OS Xの「El Capitan」は、ファイルを開く速度が向上していたり、新しい日本語フォントが増えていたり、Spotlight検索が使いやすくなっていたり、無料のアップデートとは思えないくらい内容が充実しています。
iOS 9は、iPadで使用すると、1画面の中で2つのアプリを同時に実行することが出来たり(iPad Air 2のみ)、バッテリーの持ちも改善しているようです。
そんな中、今回自分が最も注目したのが、定額音楽ストリーミング「Apple MUSIC」です。
今回はこのApple MUSICと、あす(6/11)からサービスを開始する予定の「LINE MUSIC」を比較していきます。
Apple MUSICとは
今回のWWDCで発表されたApple MUSICは、月額9.99ドルで音楽が聴き放題のストリーミング配信サービスです。
月額10ドル以下(日本円で約1,240円)で音楽が聴き放題というのはかなり魅力的なのではないでしょうか。
しかも対象となる楽曲はApple Musicが保有している音楽全てになるそうで、ということは、iTunesで販売されている音楽が、ストリーミングながらお手頃な金額で聴き放題となると思われます。ありがたいことに、ちゃんと日本もサービス対象国となっていますので、世界の流行に乗り遅れなくて良さそうです。
Apple MUSICは、WindowsでもAndroidでもOK
Appleの公式サイトには、すでにApple MUSICのページが用意されており、そのページを見ると、なんとWindowsはともかく、Androidまで対応するとのこと!
(6/30より一部の国でサービス開始。日本では近日開始予定。ただし、Androidは今秋サービス開始予定。)
ジョブズがCEOの時代には、少し考えられないことだったかもしれません。とはいえ、Androidユーザーまで対象にしてしまうとは、Appleもかなり太っ腹です。
LINE MUSICとは
LINE MUSICは、皆さんご存知の「LINE」が仕掛ける定額音楽ストリーミングサービスです。
LINEが手がけるということもあり、国内では学生や若い世代を中心にサービスが浸透していきそうです。リリースは明日(6/11)のようです。
価格は月額500円前後になるのではないかと見られており、Apple MUSICに比べて半額以下の金額ということになりそうです。
対象となる楽曲は、LINE MUSIC自体が、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサル・ミュージックが共同出資してできているサービスですので、それらのレーベルに所属しているアーティストの楽曲が提供されることになると思います。Apple MUSICに比べて邦楽曲が多く提供されそうですね。
2015.06.11追記
LINE MUSICの価格設定は、月額1,000円で時間無制限に聴き放題のプレミアムプランと、月額500円で1ヶ月20時間分聴き放題のベーシックプランの2通りが用意されているようです。ベーシックプランで20時間以上聴きたい場合は、300円追加でさらに10時間聴けるようになります。(いずれも8/9(日)まではトライアル期間で無料)
アプリはココからダウンロード!
気に入った楽曲はLINEでシェア
こちらはLINE MUSICのティザームービーです。ムービー中に、気に入った楽曲をLINEを通じてシェアしているシーンがあります。
アーティストがリリースした曲が、これまで以上のスピードで拡散していくことが期待できるかもしれません。
友達同士やグループで気に入った曲を教えあうのも楽しいですね。
まとめ
今回ご紹介したサービス以外にもSpotifyやRdioがありますが、どちらも海外サービスで、現在は日本での利用はできません。今後国内でシェアを広げられるかどうかは怪しいところです。
その点、Apple MUSICやLINE MUSICは、国内スマホ市場のiPhoneの圧倒的なシェアや、若年層へのLINEの普及により、かなりのシェアを誇ることが期待できそうです。
どちらのサービスもお手頃価格なので、リリースされたら一度試してみてはいかがでしょうか。
それでは次回もよろしくお願いします。
コーディング業務のご依頼、ご相談の詳細についてはこちらから
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければシェアしていただければ幸いです。
次の記事へ | 前の記事へ |
WEB業界ならqam!qam(カム)はWEB業界で働く人や興味がある人に役立つ情報サイトです。
マーケティングやデザイン、マークアップ(コーディング)、プログラム、トレンドなどの情報をqamライター陣が執筆。噛めば噛むほど(読めば読むほど)制作・開発や運営・運用、業界知識やノウハウを学ぶことができます。