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投稿者： もの
カテゴリー： デザイン >Photoshop

みなさん、WEBデザインの際にはPhotoshopを使うことが多いと思います。
たくさんの機能がありますが、機能を切り替えるときに毎回マウスを動かしていませんか？
キャンバス上のどこかから、ツールバーへカーソルを持っていくほんの数秒間も、スピードが求められるデザイン作業ではもったいないですよね。

そこで、今回は私がよく使うPhotoshopのショートカットをまとめてみました！

ショートカットとは？

ショートカットとは“近道”の意味で、マウスではなくキーボード操作で作業をすることで効率を上げる方法です。
例えば、有名なのは「Ctrl」キーを押しながら「S」で、“上書き保存”。
マウスならばウィンドウ上部のメニューバーへカーソルを持っていき、2回クリックしなければならないところを、キーボードなら一瞬で保存できてしまいます。
基本的に、デザイン作業をする時にも右手はマウス、左手はキーボードに置いておきましょう。

私の場合、キー操作をしていなくても左手の親指は「Alt」、中指は「Tab」、薬指は「Shift」、小指は「Ctrl」がすぐに触れる位置にスタンバイしています。
この「Alt」「Tab」「Shift」「Ctrl」は非常によく使うので、覚えておきましょう。

ツールバーのショートカットをご紹介

では、実際に使うショートカットをご紹介していきます！

※各キーの由来（“Cut”のCなど）は、私の推測です。覚えるのに便利なので書いておきますね。

ひとまず、これだけ覚えておけば大抵のことはできると思います。
必死に暗記しなくても、実際に使っていくと自然に覚えていくので、積極的にキー操作をしていきましょう。

「あの機能ってどこにあるんだっけ？」そんなときのショートカット

画面上部のメニューバーにはいろいろな機能がありますが、あれ？あの機能の編集画面ってどこから行くんだっけ？“ファイル”？“イメージ”？“フィルター”？と迷子になることが多々あります。
それよりも、ショートカットキーを覚えてしまうほうが断然早いです！

よく使う機能のショートカットには、次のものがあります。

●新規ファイル作成・・・「Ctrl」＋「N」（“New”のN）
●ファイルを閉じる・・・「Ctrl」＋「W」
●イメージのサイズを変更・・・「Ctrl」＋「Alt」＋「I」（“Image”のI）
●カンバスのサイズを変更・・・「Ctrl」＋「Alt」＋「C」（“Canvas”のC）
●レイヤーのグループ化・・・「Ctrl」＋「G」（“Group”のG）
●選択範囲の解除・・・「Ctrl」＋「D」
●1つ前に戻る・・・「Ctrl」＋「Z」
●複製（その1）・・・「Ctrl」＋「J」

もうお気づきかと思いますが、前述のとおり「Ctrl」は非常～によく使います。ちょっと暇なときにでも、「Ctrl」＋「何か」でいろいろ試してみると、新たな発見があるかも！？

マウスとキーボードのコラボショートカット

キーボードかマウスか、の2択ではなく、両方を使った合わせ技もございます。

●複製（その2）・・・複製したいものを選択した状態で「Alt」を押しながらドラッグ（矢印キーでも可）
※レイヤー上でも同じように複製できます。
●拡大、縮小・・・「Ctrl」＋「T」のあとでマウスで調整
●指定の場所を拡大・・・「Ctrl」＋「スペース」を押しながら拡大したいポイントをドラッグで囲う

さらに便利なショートカット

あとは、ちょっとした小技。

●さっき使ったフィルター（シャープ、ぼかしなど）をまた使う・・・「Ctrl」＋「F」
●色を切りかえる・・・「X」
●コピーしたものを同じ場所に貼り付ける・・・「Ctrl」＋「Shift」＋「V」
●ガイドを一旦非表示にする・・・「Ctrl」＋「H」
●画面の拡大/縮小・・・「Ctrl」＋「+」/「-」
●画面の100％表示・・・「Ctrl」＋「Alt」＋「0」

「色を切り替える」は、マスクの時にとっても便利です。
マスクをかけた対象の表示/非表示って、上の図の■が重なっているものの黒/白で分かれていて、黒で塗れば非表示、白で塗れば表示になります。
トリミングをするときなどはこの「黒と白」を頻繁に使い分ける必要があるので（塗ったり消したりということです）、「X」を覚えるとほとんどマウス操作だけで進めていけて、大幅に効率が上がります。

慣れればラクに作業ができますよ

ショートカットを覚えるのは面倒なので、はじめのうちはついついマウスで操作してしまうと思います。
でも、覚えてしまうとむしろマウスでどうやるんだったか忘れてしまうくらい、つまり忘れてしまっても大丈夫なくらい、使いこなせるようになりますよ。
まだまだ私も知らないショートカットはたくさん潜んでいそうなので、今後も研究していきます！