2015/04/24
WEB制作に携わっている方のためのSQL講座 – 環境構築編 その2(データベースへのログイン~テーブル作成)
前々回よりエンジニア以外のWEB制作に携わっている方々のためにSQLがどういうものかをご説明させて頂いている記事の続きです。
今回はコマンドプロンプトからデータベースにログインしてデータベースの作成とテーブルの作成を行います。
ここまで行えば前々回にご説明させて頂いたSQLを実際に試してみることが出来ます。
コマンドプロンプトの起動とMySQLへのログイン
(1)コマンドプロンプトを起動します。
スタートメニューからプログラムとファイルの検索ボックスに「cmd」と入力しEnterを押します。
するとコマンドプロンプトが起動します。
(2)MySQLのコマンドがあるディレクトリへ移動します。
「cd C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.6\bin」というコマンドを入力しEnterを押します。
※MySQLのコマンドがあるディレクトリは適宜ご自分の環境に合わせてください。
(3)MySQLへログインします。
コマンドプロンプトより「mysql -uroot -p」と入力してEnterを押します。
するとEnter passwordと表示されるのでインストール時に登録したパスワードを入力してEnterを押します。
認証成功すると以下のような表示になります。
データベースの作成と利用するデータベースの選択
(4)データベースを作成します。
今回は「study」という名前で作成します。
「create database study;」と入力しEnterを押します。
Query OKと出たら成功です。
(5)利用するデータベースを選択します。
作成したstudyというデータベースを使用します。
「use study」と入力しEnterを押します。
Database changedと表示されたら成功です。
テーブルの作成
今回は以下のような項目を持つテーブルを作成します。
テーブル名は「customer」で作成します。
作成するためのSQLは以下のようになります。
create table customer(
id int(10) not null,
sei varchar(30),
mei varchar(30),
birthday date,
age int(3),
primary key(id)
);
これでテーブルの作成は完了です。
正しく作られているか確認してみましょう。
desc customer;
以下のような表示になれば正しく作成されています。
次回はいよいよデータの登録、検索、更新、削除を行います。
それではまた。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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