2013/06/18
ちょっと便利なデータ加工テクニック
今回はテキストデータを加工する際のちょっとしたテクニックを書いてみたいと思います。
プログラミングのお仕事をしているとデータを加工してマスタデータを作ったりすることがよくあります。
カット&ペーストの繰り返しという力技で作るのを想像するとゾッとするのは私だけでしょうか。(笑)
データ量がそれほど多くない場合はまだいいのですが、数百件、数千件、数万件なんてデータになってくると、ミスも増えるでしょうし時間も膨大に掛かります。
そんな時、プログラマの方は場合によってはプログラムを書いてデータを作ったりしていると思われます。
私もそのうちの一人ですが、もしプログラミングを知らない人が同じ作業をした場合、やはり力技(カット&ペーストの繰り返し)になってしまうのではないでしょうか。
そんな方は是非以下の方法を試してみてください。
上図のようにテキストを横の並びから縦の並びに変えるにはどうしたらいいでしょうか?
5件しかデータが無いからカット&ペーストでってのは無しです。。(^^;
(1)まずはテキストエディタをインストールします。
今回は無料で使えて高機能なTeraPadを使用しました。
(2)表計算ソフトを全選択してテキストエディタにコピー&ペーストします。
すると以下のようになると思います。
(3)次に置換コマンドを実行します。
TeraPadの場合はCtrl+Rもしくは編集タブ⇒置換を行うと以下のようなウインドウが立ち上がります。
そして検索する文字列にt、置換後の文字列にnと入力し、n=改行, t=TAB, \=のチェックボックスを有効にします。
(4)すべて置換ボタンをクリックすると以下のようになります。
(5)後はTeraPadを全選択してコピー、表計算ソフトの新しいシートにペーストすれば完了です。
如何でしょうか。
結構便利じゃないでしょうか!!
今回はたったの5件のデータで加工しましたが、これがもし1万件くらいあったらもの凄い時間短縮になるでしょう。
こういったデータ加工テクニックはまだ他にも色々とありますので記事にしていきたいと思います。
それでは、また。
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