2025/04/21
【Photoshop】イラストの形に紙をくり抜く方法
Photoshopではレイヤースタイルを工夫すると、紙をくり抜いたような効果をつけることができます。
今回はこのレイヤースタイルを使って、無地のイラストをおしゃれに加工してみましょう!
くり抜きたい画像や文字を用意する
まずは紙の雰囲気を出すために、背景に画用紙のようなテクスチャの画像を用意します。
次に、くり抜きたいイラストや文字を置きます。
このとき、水彩画のようなイラストでも効果をつけることはできますが、無地のイラストを使用すると、よりくっきり綺麗に仕上がります。
レイヤースタイルで、紙をくり抜いたような効果をつける
ここからレイヤースタイルを使って、実際に紙をくり抜いたような効果をつけていきます。
レイヤーパネルで、イラストのレイヤーを選択した状態で →「fx(レイヤースタイル)→ レイヤー効果」をクリックします。
レイヤースタイルパネルが開かれるので、「塗りの不透明度:10%」に設定します。
次に、左の「ベベルとエンボス」にチェックを入れ、くり抜かれた底を表現していきます。
各項目は下記のように設定します。
「シャドウ(内側)」にチェックを入れ、影をつけていきます。
各項目は下記のように設定します。
さらに、よりくり抜かれた感を出すため、先ほどチェックを入れた左の「シャドウ(内側)」の「+」をクリックして複製し、各項目を下記のように設定します。
また、今回は桜のイラストを使用したので、左の「カラーオーバーレイ」にチェックを入れ、ピンク色を設定しました。
みなさんも作りたい雰囲気に合わせて、色を設定してみてください。
最後に、くり抜いた縁を際立たせるため、左の「ドロップシャドウ」にチェックを入れ、下記のように設定します。
これで各項目の設定は完了したので、右上の「OK」をクリックしてレイヤースタイルパネルを閉じます。
すると、イラストで紙をくり抜いたような効果をつけることができました!
文字にも同じような効果をつけたいため、さきほど設定したレイヤースタイルを文字にも適用します。
レイヤーパネルから、イラストのレイヤーを選択して右クリック → 「レイヤースタイルをコピー」をクリックします。
その後、テキストレイヤーを選択して右クリック → 「レイヤースタイルをペースト」をクリックします。
すると、文字に対しても同じ効果をつけることができました!
今回はさらに、同じ効果をつけたイラスト周りに散りばめてみました。
これで完成です!
今回レイヤースタイルで設定した各値は、使用する画用紙のテクスチャや皆さんの作りたい雰囲気によって変わってくると思うので、皆さんのお好みに合わせていろいろ試してみてくださいね!
まとめ
今回はレイヤースタイルを使った、紙をくり抜いたような効果をつける方法をご紹介しました。
いつもの装飾にひと工夫加えたいときなどに、ぜひお試しください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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