2025/04/07
Photoshopの新機能「不要な要素の削除」で簡単に電線を削除する方法!
写真加工をしている際に、映り込んで欲しくないものが入ってしまっているといった経験はありませんか?
意識してカメラを向けていても、どうしても通行人や電線が画角に入ってしまう…ということがあると思います。
そんな時に使える、簡単に不要な要素の削除ができるPhotoshopの新機能をご紹介します!
「不要な要素の削除」の使い方について
今回使用する削除ツールはPhotoshop v26.0にて使える機能になります。
今まで要素を削除するためには正確に要素の範囲選択をすることが必要でした。
ですが、そういった手間をかけずにワンクリックできるのが今回の新機能の良いところです!
まずは対象となる写真を用意します。
桜の写真の背景に電線が映り込んでいますね。せっかくなら青空との対比だけにしたい…。
そこで、削除ツールを使用して電線を消していきましょう。
手順(1)
ワンクリックで削除する方法
ツールバーの[スポット修復ブラシツール]のアイコンを長押しして、リストから[削除ツール]を選択します。
手順(2)
[不要な物を検出]という項目を選択すると、ワンクリックでの削除の下に[電線とケーブル]という項目があるのでこちらを選択します。
自動的に電線とケーブルを検出し削除するための処理が入るので、そのまま少し待ってみましょう。
そうすると、写真から検出された電線が消えた状態の写真に切り替わります。
電線が消える前の写真と見比べてみましょう。
比較して見ると、桜の花と重なっていた箇所の電線が消えているのがわかりますね。
あとは細かい調整になりますが、加工後の写真の上の方に、桜と桜の枝と電線が混在している状態の箇所が残っているので、ここも綺麗に消して青空の部分を増やしていきます。
手順(3)
ワンストロークで削除する方法
赤枠で囲った箇所を消したいので、先ほどと同様にツールバーの[スポット修復ブラシツール]のアイコンを長押しして、リストから[削除ツール]を選択します。
次は、不要な部分だけを選択したいので、選択ツールの状態のまま消したい箇所を塗りつぶしていきましょう。
塗りつぶしていくと、不要な箇所が消えて青空と馴染むように加工がされていきます。全体を見ながら違和感のないように塗りつぶし範囲を変えていくとより綺麗な仕上がりになっていきます。
最終的にはこのように、桜と青空の写真へと編集ができました!
まとめ
以前までのバージョンではできなかった「ワンクリックで削除」により、かなり編集時間が短縮されたのではないかと思います。
今回は電線を消す方法をご紹介しましたが、同様に人物であったり他の不要な対象物でも有効です。
最新バージョンへアップデートした際は、ぜひ試してみてください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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