2025/03/06
Windows10サポート終了間近!準備しておくことは?
2025年になり、そういえば忘れていた…ということの一つに【Windows10のサポート終了】がありました。
去年から意識していましたが、いざ今年までとなると、Windows10を利用されている方々はアップデートの準備が必要になってきますね。
あらためてWindows10のサポート終了の概要について6つに要点をまとめたので解説していきます。
目次
公式サポート終了日はいつ?
Windows10のサポートは、2025年10月14日(米国時間)に終了します。この日以降、Microsoftはセキュリティ更新プログラムやバグ修正を提供しません。
セキュリティ更新が提供されなくなるため、脆弱性が修正されず、攻撃に対するリスクが高まります。
サポート終了の対象
Windows10のすべてのエディション(Enterprise and Education, Home and Pro, IoT Enterprise)がサポート終了の対象となります。
サポート終了後の影響
サポート終了後も Windows10を使用することは可能ですが、以下のサポートが提供されなくなります。
- セキュリティ更新プログラム
- 機能更新プログラム
- テクニカルサポート
これにより、サポートが終了した Windows10を使い続けると、セキュリティリスクやソフトウェアの互換性の問題が生じる可能性があります。
Windows11への移行推奨
Microsoftは、最適で安全なコンピューティング環境を維持するため、Windows11へのアップグレードまたは新しいWindows11PCへの移行を推奨しています。
Windows10のサポート終了に向けて必要な準備
・パソコンのシステム要件を確認する
Windows11はWindows10と比較して、最小システム要件の条件が厳しいものとなっています。
最小システム要件を満たしていないと、Windows11をインストールできません。
そのため、対象のPCが最小システム要件を満たしているか確認することが必要です。
【最小システム要件】
プロセッサ:1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSystem on a Chip(SoC)
メモリ:4GB
ストレージ:64 GB 以上の記憶装置
システムファームウェア:UEFI・セキュアブート対応
TPM:TPMバージョン2.0
グラフィックスカード:DirectX 12以上(WDDM2.0ドライバー)
ディスプレイ:対角サイズ9インチ以上で8ビットカラーの高解像度(720dpi)ディスプレイ
移行予定だったPCが最小システム要件を満たしていない場合は、Windows11搭載のPCへの買い替えを検討することになります。
システム要件の確認方法
自身のパソコンのシステム要件を確認するには、スペックの確認をする必要があります。スペックにはOS、CPU、メモリ、ストレージなどが含まれます。
- ホーム画面の左下の「スタート」をクリックします
- 「ファイル名を指定して実行」をクリックします
- 「msinfo32」と入力して「OK」をクリックします
- 「システム情報ツール」が起動して、パソコンの詳細な情報が表示されます
上記であげた【最小システム要件】と照らし合わせながら確認してみてください。
業務に必要なファイル・データはバックアップしておく
Windows11をインストールする前に、業務で利用する重要なファイルやデータは他のデバイスや媒体へのバックアップが必要です。バックアップは万が一インストールやデータ移行が失敗した場合の備えとなります。
まとめ
Windows11へアップデートするパソコンを決めたら、Microsoftアカウントを使用してサインインしていることや、ファイルとフォルダーがバックアップされていることを確認する必要があります。
アップデートするタイミングに合わせて事前に段取りを決めて、10月14日までに完了しておきましょう!
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