2024/12/17
【JavaScript】誰でも簡単!グラフ作成に役立つおすすめライブラリ3選+α
WEBサイトでデータを視覚的に表現するなら、グラフや表があると一目で分かりやすくなりますよね。もしそれにちょっとしたアニメーションが加われば、よりスタイリッシュで魅力的な印象を与えることができます!
でも、「グラフを作るってなんだか大変そう…」「どこから手をつければいいんだろう?」と感じることも。
そんなときに頼れる、手軽にグラフを実装できる便利なライブラリをご紹介します。
Chart.js
初心者向けに設計された、JavaScript入門編的なライブラリです。
<特徴>
- コードの記述がシンプルで実装が簡単
- 折れ線グラフ、棒、円、レーダー等8種類のグラフに対応
- グラフは自動的にアニメーションする
- レスポンシブ対応
- MITライセンスで、商用・私用を問わず無償で利用可能
- オープンソースで活発に更新されている
Highcharts
柔軟性と使いやすさを兼ね備えたグラフ作成ライブラリです。先ほど紹介したChart.jsよりもカスタマイズ性が高いです。
<特徴>
- コードの記述がシンプルで実装が簡単
- 多様なグラフの実装が可能
- レスポンシブ対応
- オプションが豊富で細かい設定ができる
- 商用利用の場合、ライセンス料が必要
Google Charts
Googleが提供するライブラリです。
<特徴>
- 完全に無料で使用でき、商用利用も可能
- 様々なグラフの作成が出来る
- Google Mapと連携した図も作成可能
- Highchartsなどと比べると、高度なカスタマイズに制限あり
- JavaScriptの書き方が他のライブラリと比べて特徴的で、慣れが必要
実装例
最初に紹介したChart.jsで縦棒グラフを描画してみます。
以下サンプルになります。
See the Pen
Chart.js 縦棒グラフ by qam (@qam)
on CodePen.
手順1
HTMLファイルのheadタグ内にCDNを読み込むための記述を追加します。
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/chart.js"></script>
手順2
HTML内のグラフを描画したい場所に以下記述を追加します。
<canvas id="myBarChart"></canvas>
※サンプルでは親要素のdivで余白や幅の調整をしています。
手順3
JavaScriptファイル内で、細かい設定を記述していきます。
const myChart = new Chart("myChart", { type: "bar",//グラフの種類を指定 (bar, line, pieなど) data: {},//グラフに表示するデータとラベルを指定(数値や棒の色、カテゴリの設定など) options: {}//グラフに表示するデータとラベルを指定(X軸、Y軸、凡例やツールチップの設定など) });
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したライブラリは、どれも魅力的で、素敵なグラフを簡単に作れる便利なツールばかりです。ぜひ、いろいろ試して自分にピッタリのものを見つけてみてください。
コーディング業務のご依頼、ご相談の詳細についてはこちらから
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければシェアしていただければ幸いです。
次の記事へ | 前の記事へ |
WEB業界ならqam!qam(カム)はWEB業界で働く人や興味がある人に役立つ情報サイトです。
マーケティングやデザイン、マークアップ(コーディング)、プログラム、トレンドなどの情報をqamライター陣が執筆。噛めば噛むほど(読めば読むほど)制作・開発や運営・運用、業界知識やノウハウを学ぶことができます。