2024/10/15
Google Chromeのセキュリティを強化する5つの設定方法
Webブラウジングでは、目に見えて影響がない場合でも対策がとられていないと、常に脅威に晒されている状態になっています。
今回はGoogle Chromeにおける5つのセキュリティ強化の設定方法をご紹介します。
目次
1. セーフブラウジング機能の強化
フィッシングやマルウェアなどの脅威からユーザーを保護する機能です。
危険なWebサイトやダウンロードを事前に検出し、警告を表示することで、個人情報の漏洩やデバイスの感染を未然に防ぐことができます。
- Chromeの右上にある3つのドットをクリックします。
- 「設定」を選択します。
- 「プライバシーとセキュリティ」→「セキュリティ」をクリックします。
- 「セーフブラウジングによる保護」で「保護強化」を選択します。
2. パスワードマネージャーの利用
強力で一意のパスワードを自動生成し、安全に保存・管理する機能です。
複数のアカウントで同じパスワードを使い回す危険性を減らし、パスワードの漏洩時には警告を表示します。
ログインの手間も省け、セキュリティと利便性を両立できます。
- Chromeの「設定」を開きます。
- 「自動入力とパスワード」をクリックします。
- 「パスワードマネージャー」をクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「パスワードとパスキーを保存するか確認する」をONにします。
3. 拡張機能「HTTPS Somewhere」のインストール
HTTP接続を自動的にHTTPS接続に切り替え、通信を暗号化する拡張機能です。
第三者による盗聴やデータの改ざんを防ぎ、プライバシーとセキュリティを向上させます。
公共Wi-Fiなど、安全でないネットワークでの閲覧時にはこちらの拡張機能を推奨します。
- Chrome ウェブストアで「HTTPS Somewhere」を検索します。
- 「Chromeに追加」をクリックします。
- インストール後、拡張機能をオンにします。
4. 安全チェック機能の定期的な実行
ブラウザ全体のセキュリティ状態をチェックします。
パスワードの漏洩、悪意のある拡張機能、ブラウザの更新状況などを確認し、問題がある場合は通知します。
定期的に実行することで、潜在的な脅威を早期に発見し対処できます。
- Chromeの「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」→「安全チェックに移動」をクリックします。
- 「今すぐチェック」をクリックします。
5. セキュアDNSの有効化
DNSクエリを暗号化し、プライバシーとセキュリティを強化する機能です。
第三者によるDNSが関係した攻撃を防ぎ、より安全なWebブラウジングが可能になります。
また、DNSリクエストの傍受や改ざんも防止できます。
- Chromeの「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」→「セキュリティ」をクリックします。
- 「セキュアDNSを使用する」をオンにします。
- 「次を使用」でプロバイダを選択します。
まとめ
Google Chromeでは標準で強力なセキュリティ機能がありますが、定期的に設定を見直し、最新の脅威に対応することが重要です。
今回ご紹介したものは代表的なものとなりますので、設定してみましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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