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いっちー

2024/09/09

様々な場面で使える便利な生成AIサービス3選!

投稿者: いっちー
カテゴリー: トレンド >サービス紹介

皆さんは、今話題の生成AIを使ったことはありますでしょうか?
今回は数ある生成AIの中でも様々な場面で使える便利な生成AIサービスについてご紹介します!

ChatGPT

ChatGPTとは、まるで人間と対話しているかのように質問した内容に回答する対話型のAIサービスです。アメリカのOpenAI社が開発・提供しているサービスで、正式名称はChat Generative Pre-trained Transformer(文章生成モデル)です。ChatGPT

ChatGPTのメリット

一つ目は時間短縮です。
ChatGPTを用いれば、記事構成を考えたり、文章を考えたり、企画制作やクイズなど、自分で考えると時間がかかるものを即座に考案できます。内容をそのまま使用することまでは難しいですが、ChatGPTの内容をベースに考えることで、大幅に時間短縮につながります。

二つ目は対話形式のコミュニケーションです。ほかの生成AIと比べると、対話形式でのコミュニケーションや、幅広いジャンルの文章生成を得意としています。

ChatGPTのデメリット

一つ目は必ずしも正解とは限らない点です。
ChatGPTに質問をすると流暢な回答が返ってきますが、正確性にかけた情報だったり文章が混ざっている場合も存在があります。

二つ目は、最新の情報を取得できない点です。現状では1年ほど前の情報しかもっていないため、情報収集には他のツールを使用するのをお勧めします。

有料版について

ChatGPTの無料版には、文字数や機能、拡張性などで制限があります。しかし有料版では、文字数の制限・回答(レスポンス)速度・API連携・GPTs・画像作成などの制限をなくすことができます。

Gemini

Geminiは、「LaMDA」と呼ばれる大規模言語モデルをベースに、Google社が開発したAIチャットツールです。特徴としては、下記画像の赤枠のように、一つの質問に対して複数回答を提示してくれるのが特徴です。ほかにはGoogle社の連携する生成AIということもあり、Google Workspaceとの連携などもすることができます。Gemini

Geminiのメリット

一つ目は、無料版でもリアルタイムの情報を取得できる点です。そのため、最新の情報を集めることが可能です。

二つ目は、各Googleサービスとの連携ができる点です。
連携することで、「Gmailに届いている今月の航空券の情報をまとめる」などの複雑な要求にも対応することができます。
さらに、2024年8月にGeminiを搭載したスマートフォン「Pixel 9シリーズ」やイヤホン「Pixel Buds Pro 2」が発表されており、スマートフォンでも写真に写った食材からレシピを考案したり、先ほどと同様にGmailの管理をすることができます。

三つ目は、他の生成AIと比べて、Webライティングに強いという点が大きな違いです。有料版では、SEOに強い記事や広告コピーの作成、Googleサービスとの連携など、Webコンテンツ作成に役立つ機能が使えるようになります。

Geminiのデメリット

無料版では、複雑なプログラミングのコードの生成などをすることができません。より専門的な知識や技術は有料版のGemini Advancedにする必要があります。

有料版について

月額2,900円の有料プラン「Gemini Advanced」では、より高度なタスクに対応できるようになります。SEOに強い記事や広告コピーの作成、Googleサービスとの連携など、Webコンテンツ作成に役立つ機能が使えるようになるので、Webライティングに活用したい場合は、有料版を活用するのをお勧めします。また、「Gemini Advanced」では2TBのGoogleドライブ容量が追加されるなどの特典もあります。

Perplexity AI

Perplexity AI(パープレキシティAI)は、最先端の自然言語処理と機械学習技術を駆使した、革新的なAI搭載検索エンジンとチャットボットを提供するサービスです。Perplexity AI

Perplexityのメリット

一つ目は、出典元が明記される点です。下記添付画像の赤枠のように、情報源が明示されて表示されるので、これにより回答の信頼性を確認することができます。

二つ目は、Geminiと同様にリアルタイムの情報を取得できる点です。そのため、最新の正しい情報を集めることができます。

三つ目は、スマホ利用が可能な点です。Perplexity AIは、パソコンだけでなく、スマートフォンでも利用可能です。場所や時間にとらわれることなく、いつでもどこでもスマートに情報収集が可能です。通勤時間や休憩時間にも、Perplexity AIで調べ物ができます。

Perplexityのデメリット

言語によって回答内容が異なる場合がある点です。例えば、日本語で質問した場合と英語で質問した場合では、異なる情報が返ってくることがあります。
情報をより詳細に得たい場合は、複数の言語で質問を試してみるのがおすすめです。それによって、より多角的な情報収集が可能となります。

有料版について

一方、有料版(Perplexity PRO)は、最先端のAIモデル(GPT-4o、Claude3Opus、Mistral Largeなど)を選択可能で、複雑な質問に対する詳細な回答や、幅広い情報源からの情報収集を実現できます。加えて、「プロ検索」機能も1日に600回まで利用できます。
さらに、無制限のファイルアップロードと画像生成機能に加え、Stable Diffusion XLやDALL-E 3を含む先進的な画像生成モデルも利用可能。情報収集だけでなく、画像生成や創作の可能性も大きく広がります。

まとめ

今回は様々な場面で使える便利な生成AIサービスについて紹介しました。生成AIでもサービスによって強みが違っています。
自分の使いたい分野に合ったサービスを活用してみてください!!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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