2024/08/09
Firefoxのセキュリティを強化する5つの設定方法
ブラウザにはセキュリティを向上させるための設定項目があります。
今回はFirefoxおけるに5つの設定方法をご紹介します。
目次
1. 強化型トラッキング防止の有効化
強化型トラッキング防止機能を有効にすることで、Webサイトがユーザーのオンライン活動を追跡するのを防ぐことができます。
ソーシャルメディアトラッカー、クロスサイトクッキー、暗号通貨マイナー、フィンガープリンターなどをブロックします。
- 「設定」を選択し、「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「強化型トラッキング防止」のセクションで、「厳格」を選択します。
2. HTTPS-Onlyモードの有効化
HTTPS-Onlyモードを有効にすることで、すべてのWebサイトへの接続が暗号化され、安全なHTTPSプロトコルを使用するよう強制されます。
HTTPS接続に対応していないサイトは閲覧ができなくなりますが、データの盗聴や改ざんを防ぐことができます。
- 「設定」を選択し、「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「HTTPS-Onlyモード」を見つけ、「すべてのウィンドウでHTTPS-Onlyモードを有効にする」を選択します。
3. 2段階認証の有効化
2段階認証を有効にすることで、Mozillaアカウントのセキュリティを強化し、パスワードが盗まれた場合でもアカウントへの不正アクセスを防ぐことができます。
- 「設定」を開き、「同期」をクリックします。
- 「アカウントの管理」を選択し、ログインします。
- 「セキュリティ」のセクションで「2段階認証」を有効にします。
4. プライベートブラウジングモードの使用
プライベートブラウジングモードを使用すると、ブラウジング履歴、検索履歴、クッキーが保存されず、プライバシーを保護した状態でWebサイトを閲覧することができます。
- 左上の「ファイル」から「新しいプライベートウィンドウ」を選択します。
5. 危険なコンテンツとソフトウェアのブロック
「危険なコンテンツとソフトウェアのブロック」を有効にすることで、フィッシングやマルウェアから保護し、悪意のあるWebサイトやダウンロードをブロックできます。
- 「設定」を選択し、「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「セキュリティ」のセクションで「危険なコンテンツとソフトウェアをブロックする」を有効にします。
まとめ
上記の設定をすることで、Firefoxのセキュリティを向上させることができます。
しかし、HTTPS接続に限定すると接続ができないWebサイトもあり、セキュリティを強化するための対策は、利便性や使いやすさを犠牲にすることがあります。
セキュリティと便利さのバランスを取ることが重要ですね。
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