2024/07/25
コンテンツがスクロールできるときにヒントを表示するScrollHintの使い方!!
コンテンツがスクロールできるときにヒントを表示することができるScrollHintというJavaScriptライブラリをご紹介します。
目次
作り方
さっそくScrollHintの使い方を紹介していきたいと思います。
1.CSSとJavaScriptを読み込みます。
CDNは下記になります。
<link rel="stylesheet" href="https://unpkg.com/scroll-hint@latest/css/scroll-hint.css"> <img src="data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAIAAAAAAAP///yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7" data-wp-preserve="%3Cscript%20src%3D%22https%3A%2F%2Funpkg.com%2Fscroll-hint%40latest%2Fjs%2Fscroll-hint.min.js%22%3E%3C%2Fscript%3E" data-mce-resize="false" data-mce-placeholder="1" class="mce-object" width="20" height="20" alt="<script>" title="<script>" />
2.HTML の記述
HTMLの記述は下記になります。
tableの中は自由にカスタマイズしてください!
※js-scrollableというクラス名が必須です。
<div class="js-scrollable"> <table> <tr> <th></th> <th>見出し</th> <th>見出し</th> </tr> <tr> <th>見出し</th> <td>内容</td> <td>内容</td> </tr> <tr> <th>見出し</th> <td>内容</td> <td>内容</td> </tr> </table> </div>
3.Javascriptの記述方法
Javascriptの基本的な記述は下記になります。
その他にもオプションを付けることができます。
<img src="data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAIAAAAAAAP///yH5BAEAAAAALAAAAAABAAEAAAIBRAA7" data-wp-preserve="%3Cscript%3E%0A%20%20window.addEventListener('DOMContentLoaded'%2C%20function%20()%20%7B%0A%20%20%20%20new%20ScrollHint('.js-scrollable')%3B%0A%20%20%7D)%3B%0A%3C%2Fscript%3E" data-mce-resize="false" data-mce-placeholder="1" class="mce-object" width="20" height="20" alt="<script>" title="<script>" />
代表的なオプション
- remainingTime
- suggestiveShadow
- scrollHintBorderWidth
- i18n.scrollable
- scrollHintIconAppendClass
remainingTime
デフォルト:-1
詳細:アイコン非表示のタイミングを指定することができます。あまり使うことがないかもしれませんが、例えばこちらに「5000」という数値を設定すると5秒後にアイコンを消すことができます。
※ミリ秒での設定となります。
Javascriptの記述は下記となります。
new ScrollHint('.js-scrollable', { remainingTime: '5000' });
suggestiveShadow
デフォルト:false
trueにすると横スクロールしたときにテーブルの端にシャドウがつくようになります。
※背景色がついている場合は、設定することができません。
new ScrollHint('.js-scrollable', { suggestiveShadow: true, });
scrollHintBorderWidth
デフォルト:10
シャドウボックスの幅を指定することができます。初期値の「10」というのは、端から10pxスクロールしてシャドウを表示するかの設定となっています。
※この「scrollHintBorderWidth」は先ほど説明した「suggestiveShadow」がtrueになっていないと指定することができません。
new ScrollHint('.js-scrollable', { suggestiveShadow: true, scrollHintBorderWidth:10, });
i18n.scrollable
デフォルト:scrollable
スクロールのテキストを変更することができます。初期値が英語なので、基本的には、「スクロールできます」のような日本語に変えることが多いです。
Javascriptの記述は下記となります。
new ScrollHint(".js-scrollable", { i18n: { scrollable: "スクロールできます", }, });
scrollHintIconAppendClass
デフォルト:scroll-hint-icon-white
ヒントアイコンの背景色を白色にするという処理です。アイコンはCSSで色々設定がされているので、上書きをすれば、自由に書き換えることができます。
new ScrollHint('.js-scrollable', { scrollHintIconAppendClass: 'scroll-hint-icon-white' });
デモ
これまで説明した内容をまとめてみました。
See the Pen
コンテンツがスクロールできるときにヒントを表示するScrollHintの使い方!! by いっちー (@cmmntlxl-the-bold)
on CodePen.
まとめ
今回はScrollHintというJavaScriptライブラリについて紹介しました。紹介した以外にも色々オプションがありますので、ぜひ調べて活用してみてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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