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2022/03/18

Photoshopで背景を簡単キレイにぼかす方法

投稿者: もの
カテゴリー: デザイン >Photoshop

写真の被写体のみを際立たせるために、背景をぼかしたい時ってありますよね。そんな時、皆さんはどうしていますか?
従来のPhotoshopの機能でも可能だったのですが、今回はPhotoshopに追加された機能を使って、より簡単キレイに背景をぼかす方法をご紹介します!

従来のよくあるやり方

写真を用意します。少し背景がぼけていますが、人物を引き立てるためにはもう少し強めにぼけていたほうが良いかと思います。こちらを加工していきます。

写真の被写体(際立たせたいもの)を選択機能やペンツールなどを使って切り抜いて別レイヤーにコピーし、背景にのみぼかしをかける、というのがよくあるやり方でした。

このやり方でも背景をぼかすことはできているのですが、よく見ると被写体の周りにカゲが出ているというか、被写体の輪郭までぼけてしまっています
これだと少し不自然ですよね。

また、切り抜きは先日ご紹介した【髪の毛もOK】写真を一瞬で切り抜く方法&調整のポイント!に掲載された方法を使うとすぐにできることが多いですが、それでもひと手間ではあります。

新機能「深度ぼかし」を使ったやり方

写真をPhotoshopで開いたら、上部メニューから「フィルター」>「ニューラルフィルター」を選択します。

右にある「ニューラルフィルター」タブの中から「深度ぼかし」を選択します。
最初はまずこの機能をダウンロードしてください。ダウンロードができたら、機能を有効にします。

こうすると、少し処理に時間がかかりますが、自動で被写体を判別し、背景をぼかしてくれます。全体がぼやけてしまう時は、「被写体にフォーカス」にチェックが入っているかどうかを確認し、入っていなかったらチェックを入れます。

ぼかしが強すぎるor弱すぎると思ったら、右側の「ぼかしの強さ」で調整してください。あまりぼかしが強すぎると不自然なので、ほどほどのところで調整します。

その他、色味や明るさなども設定できますが、後から調整しなおしができないので、個人的にはここでは調整せず、ぼかし作業が終わってから別途調整したほうが良いかなと思います。ぼかしが良い感じになったら「OK」をします。

背景のみがぼかせました!人物の周りに変なカゲもできていません。これで加工ができました。

元の写真とは別レイヤーで出力されるので、もしぼけてはいけないところがぼけているなどの不具合があったら、消しゴムツールなどで調整してください。

新機能を試してみよう!

このように、Photoshopには結構便利な新機能が随時追加されているようなので、ぜひ一度試してみてください。また便利な機能が見つかったらご紹介しますね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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