2021/12/07
【カンタン】Excelでの秒表記を時分秒の表記に変換する方法
Excel上のデータを取り扱うとき、時間に関するデータの取り扱いに困ったことはありませんか?
例えば、Google AnalyticsのデータをExcelに出力すると、「平均ページ滞在時間」などの時間に関するデータが秒表記になって出力されます。
今回は、そんな秒表記のデータを時分秒の表記に変換するテクニックをご紹介します。
Google Analyticsの平均ページ滞在時間のデータを例にします
変換する元データとして、GoogleAnalyticsの「平均ページ滞在時間」のデータを使用します。
Excelに出力すると秒表記になる
Google Analyticsの平均ページ滞在時間のデータは、Excelに出力すると、秒表記になってしまいます。
こちらを時分秒の表記に変換します。
変換後のデータを出力する場所としてC列を用意しました。
変換する式を入力
変換後のデータ出力場所のC列に、変換するための式を書きます。
変換式は以下のとおりです。
変換式
[変換する秒データのセル]/86400
こちらの式を計算した結果を表示させると、単純に数値での計算結果が表示されます。
今回は、その計算式を全データにコピーしました。
最後にセルの書式を変換して完了
先程の計算結果が表示されたセル(C列)のセル書式を変更します。
時分秒の書式にするためには「h:mm:ss」を選択することで変更できます。
ご覧の通り、秒表記だった平均ページ滞在時間のデータが、時分秒の表示形式に変わり、わかりやすくなりました。
※1秒以下の小数点以下は数値が丸められます。
まとめ
お客様のWebサイトのアクセス解析などを依頼されることも多いかと思いますが、滞在時間のデータを秒表記のまま提出すると、感覚的にどの程度の時間なのかがわかりづらいため、このように表記を変換することで、より伝わりやすい資料作成が出来るのではないかと思います。
ぜひ、今後の資料作成に取り入れてみてください。
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