2021/04/19
【2021年】おすすめパスワード管理アプリ
私たちの身の回りには様々なWebサービスがあります。
サービスごとにアカウントを作成し、それぞれにパスワードを設定しているかと思います。
そのパスワードは「覚えやすいもの」「普段使っているもの」を設定していませんか?
近年では8文字のパスワードでは3時間で突破されてしまう可能性があると言われています。
6文字程度であれば2分で解けてしまうため、もはや意味を成していません。
本当に安全なパスワードにするためには、大文字・小文字・英数字・記号を含め、ランダムな文字列で16文字以上にする必要があります。
でもそんな長いパスワードは、覚えるのが難しいですよね。
今回は情報化社会を生きる中で、プライバシーを守るために必須である“パスワード”の管理方法について、便利なツールをご紹介します。
1Password
定番パスワード管理アプリ。「マスターパスワード」と呼ばれる1つのパスワードを管理することで、様々なサイトやサービスで使用するパスワードにアクセスすることができます。
複雑なパスワードを設定していたとしても、このアプリをいれることで自動で入力することができます。
また、新しい端末からアクセスした時は、初回の認証で「Secret Key」(暗号鍵)が求められます。
「マスターパスワード」が漏れてしまっても、この暗号鍵がなければ1Passwordを開くことができないので、万が一の時でも安心です。
コスト:月額2.99ドル~
オススメ度:★★★★★
LastPass
老舗のパスワード管理アプリ。無料で利用できるため人気が高かったのですが、今年の3月16日以降、無料で利用する場合はPC/スマホのどちらかを選択する必要があります。
日本語対応が不十分のところがありますが、有料版ではパスワード流出チェック機能などもあり、パスワードが流出した時はいち早く気づくことができます。
コスト:月額3ドル~
オススメ度:★★★☆☆
Google パスワードマネージャ
Googleが提供するパスワード管理機能。使用する場合は、AndroidまたはGoogle Chromeが必要になります。
Googleアカウントにログインした状態で使用し、設定したパスワードはクラウド上に保存されます。
Google Chromeユーザーは特に意識をせず利用しているかと思います。
コスト:無料
オススメ度:★★★★☆
iCloud キーチェーン
https://support.apple.com/ja-jp/HT204085
Appleが提供するパスワード管理ツール。iCloud上にパスワードを保存するため、iPhone等のAppleデバイスを利用している人は馴染みがあるかと思います。
今年に入ってWindowsでも使えるようになり、さらに使い勝手が良くなりました。
コスト:無料
オススメ度:★★★★☆
まとめ
同じパスワードを使いまわしている人は非常に多いのではないでしょうか。
記念日、名前、生年月日、ハンドルネームなど、覚えやすいものを設定していませんか?
さらにそのパスワードを企業内で使用するアカウントにも設定していませんか?
そうすると個人のみならず会社の機密情報も危険に晒されます。
情報漏洩は気づかないところで起こります。
本記事で紹介したツールを使用して漏洩しないように対策をとることも大事ですが、そもそも登録をする前に本当に必要かを考え、不必要に登録をしないことが最も効果的な対策かもしれません。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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