2021/03/09
【Illustrator】Illustratorで簡単に飛び出す文字を作る方法
デザイン制作をしている時に「簡単に文字の装飾やインパクトを与えたいな」と思うことがあると思います。
今回は、Illustratorで簡単に飛び出す文字を作る方法を紹介します。
使用する機能
今回使用するのはIllustratorの「ブレンド」という機能です。
「ブレンド」機能は2つ以上のオブジェクトの間に、同じ間隔でオブジェクトを作れるツールです。色や形が連続的に変化するオブジェクトを自動的に作りだすことができます。
例えば、色違いの同じ大きさの〇を並べ、「オブジェクト>ブレンド>ブレンドオプション」を選択し、「スムーズカラー」を選択してみます。
そうすると、〇がつながり、色もグラデーションに変化する形になりました。
「オブジェクト>ブレンド>解除」を選択すると元通りに戻すことができます。
ブレンド機能で飛び出す文字を作ってみよう
次は飛び出す文字を作ってみたいと思います。
まずは文字を入力します。次に入力した文字の下に少し小さめの同じ文字を入力します。
「オブジェクト>ブレンド>ブレンドオプション」を選択し、設定を「ステップ数」にして数を適当に500と入力します。
この「ステップ数」というのがオブジェクトの重なる数のことを指します。「ステップ数」が少ないとオブジェクトが積んであるような形になり、多いと重なるオブジェクトが多いので、繋がっているように見えます。
※下記イメージを参照
設定が完了したら、「オブジェクト>ブレンド>作成」を押します。そうすると簡単に立体的な文字を作り出すことができます。
文字ツールで選択したら色もそのまま変えることができるので、とても便利です。
文字を黒にし、一番前に出ている文字と同じ大きさの文字を重ねると、また違った飛び出す文字を作ることができます。
まとめ
立体的な文字を作り出すのは難しく、時間がかかりそうなイメージがありますが、ツールを使いこなしていくと、意外と簡単に作成することができます。
空いている時間などで色々なツールを触って試してみることも、ツールを使いこなしたり、素早くデザインを行う近道だと思うので、ぜひ試してみてください!
コーディング業務のご依頼、ご相談の詳細についてはこちらから
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければシェアしていただければ幸いです。
次の記事へ | 前の記事へ |
WEB業界ならqam!qam(カム)はWEB業界で働く人や興味がある人に役立つ情報サイトです。
マーケティングやデザイン、マークアップ(コーディング)、プログラム、トレンドなどの情報をqamライター陣が執筆。噛めば噛むほど(読めば読むほど)制作・開発や運営・運用、業界知識やノウハウを学ぶことができます。