2021/02/24
【Movable Type.net】カスタムフィールドを使って一覧ページを任意の表示順にする
Movable Type.netを使用して、一覧に表示する順番を“任意の順番で固定表示したい”というご要望がありました。
WordPressのように、プラグインを利用して表示の順番を変更することがMovable Type.netではできません。
なので、カスタムフィールドを利用して表示の順番を設定していきます。
目次
実行したいこと
下記画像の様な一覧ページに表示される順番を、任意の表示順にしたい。
カスタムフィールドの用意
名前:任意の名前
タイプ:テキストを設定します
識別子:カスタムフィールドの値を決めます
Entriesタグにモディファイアを設定する
それではループ開始処理のEntriesタグにモディファイアを記述していきます。
<mt:Entries sort_by="field:sort_order" sort_order="ascend">
sort_by=”field:〇〇”
「sort_by=”〇〇”」はブログ記事を並び替える対象を指定します。
今回は先程作成したカスタムフィールドを使用するので、「sort_by=”field:〇〇”」を使用して指定します。
field:〇〇の〇〇部分に、カスタムフィールドの値を入力します。
sort_order=”ascend”
「sort_order=”〇〇”」はascend:新しいものが下、descend:新しいものが上。
参照ページ
https://movabletype.net/tags/2007/08/entries.html
投稿画面からの設定
投稿画面にカスタムフィールドで設定した「並び順」が表示されていると思いますので、ここに、必ず半角数字で入力していきます。
タイトルに並び順と同じ数字を半角山括弧<>で下記画像の様に記入しておくと分かりやすいです。
表示の確認
更新が完了したら、一覧画面を確認してみましょう。
この様な表示になっているはずです。
分かりやすい様に、日付がバラバラになるよう変更しました。
日付順ではなく、カスタムフィールドに設定した数字の順番で並んでいますね。
最後にタイトルに表示された<001>の数字などが邪魔なので、下記のコードをタイトルタグに入力しましょう。
<$mt:EntryTitle remove_html="1"$>
HTML タグを除去してくれる「remove_html=”1″」モディファイアをEntryTitleタグに設定して<001>を非表示にします。
これで完成です。
使えるシーンがあると思うので、覚えておくと便利ですよね。
次回はこちらの応用編で、「特定の記事のみ一覧に表示し、並び順を任意のものに変更する」という方法をご紹介していこうと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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