2018/06/21
いよいよ常時SSL化への対応が急務
2018年7月にリリース予定のGoogle chromeから全てのHTTPサイトに「保護されていません」と表示されると発表があり、もう間近にせまっています。みなさまの周りの対策状況はいかがでしょうか?
弊社でも以前の記事で、
- httpからhttpsへの移行が本格化へ(2017/09/11)
- 常時SSL(全体https)化の具体的な手法について(2017/11/28)
としており、お客様ごとに移行を促している状況が続いております。
目次
httpsにしないとどうなるの?
最大のメリットは「セキュリティ強化」です。暗号化された領域の中での通信になりますので、フォームに入力した名前やパスワード、クレジットカード番号などの個人情報を守ってくれることや、みなさんが普段目にしない、ページを閲覧している時のcookie、閲覧履歴やログイン情報等の個人情報も防ぐことができます。
個人情報系のページないからうちは対応しなくていいよね?!
いえいえ。そういうわけでなありません。大きく分けると3つの注意すべき項目があります。
- WEB表示速度が高まる
- SEO順位向上
- ログ解析の精度
実際にアドレスバーにどう表示されるの?
googleblogでは表示のされ方を下記の通りアナウンスしています。
(出典先:https://developers-jp.googleblog.com/2018/02/a-secure-web-is-here-to-stay.html)
ちなみに常時SSL対応しているYahoo!では以下の表示となっています。
(2018年6月中旬現在)
ここまで注意してみてないからあまり意味がないかな?と思ったあなた!
2018年10月以降のchrome70は要注意!
httpのサイトで入力フォームに文字を入力した瞬間、赤色に反転するようです。
(出典先:https://blog.chromium.org/2018/05/evolving-chromes-security-indicators.html)
でもでもChromeを使っている人ってどのくらいいるの?
StatCounterの統計を見るに以下の通りとなっています。私自身、FireFoxを使用する頻度が増えていたのですが、思ったよりChromeの使用が多いことが分かります。
2018年7月以降に対応があわてることないように!
2018年10月以降のchrome70までアドレスバーへの表示についてgogoleからリリースがされています。以前はhttpsへの推奨でしたが、強制移行の流れが強く、無視できない状況になっています。是非、社内でもご検討ください。
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