2018/01/19
WEBページの更新時に気を付けたい3つのポイント
WEBページの文字をちょっとだけ直したい。。
FTPでサーバにつないでHTMLをダウンロードする。テキストエディタで開いて文字を修正。再度FTPでサーバにつないでHTMLをアップロードする。
一度手順を覚えてしまえばそれほど難しい事ではありません。
でも、ちょっと待って!
もしかしたら知らず知らずのうちに誤った更新の仕方をしてしまっているかもしれません。
今回はWEBページを正しく更新するために気を付けるべき3つのポイントをご紹介します。
文字コードと改行コード
HTMLファイルには文字コードと改行コードというものが存在します。
もし元々作られていた文字コードや改行コードを違うものに変えて保存してしまうと文字化けしてしまったり、正しく表示されなくなるなどの現象が起きる場合があります。
また、最近はHTML中にPHP言語などでプログラムが埋め込まれている事もあります。その場合はプログラムが正しく動作せずにエラーになってしまう事もあります。
そのため、ファイルを開く際には元々作られたとおりの文字コードと改行コードで開き、編集した内容を保存する際にも文字コードと改行コードを変えないようにするという事を意識する必要があります。
テキストエディタ
HTMLファイルを開く際にメモ帳で開いたりしていませんか?
これは完全にNGです。
メモ帳は保存する際に文字コードをUTF-8のBOM付きという形式で保存してしまいます。
このBOMというものがとても厄介でPHPが含まれている場合、エラーになったり正しく動作しなくなります。
HTMLファイルを開く際には必ずテキストエディタで開くようにしましょう。
そして開いた直後に文字コードと改行コードを確認しておく癖をつけましょう。
フリーの代表的なものにはTeraPadがあります。
以下はTeraPadで開いた例です。
赤枠の部分をみると文字コードはUTF-8、改行コードはCRLFであることが分かります。
※UTF-8Nと書かれていますがこれはBOMなしを表しています。
アスキーモードとバイナリモード
テキストエディタで編集する事で問題なくHTMLを編集する事ができました。
FTPソフトを使ってアップロードする事になりますが、ここで1つ気を付けなければならない事があります。
それは転送モードです。
アスキーモード(テキストモード)とバイナリモードが存在していますが、もしアスキーモードでアップロードしてしまうと改行コードを勝手に違うものに変換してしまったりするケースがあります。
そうならないようにバイナリモードでアップロードするようにしましょう。
まとめ
今までそんなこと意識してこなかったという方、結構多いのではないでしょうか。
他にもまだまだ気を付けたいポイントはありますが、今回は一番トラブルが多いものに絞って書いてみました。
まずは上記3点をしっかり守るようにしてみてください。
それでは。
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