2018/01/17
初期化や移行をする前にPhotoshopのプリセットを保存しよう
Photoshopの設定初期化やパソコンのユーザーアカウントを移行すると設定が全て消えてしまいます。
使い慣れている今までと同じ状態に戻したい時に活用できる、私が保存しておいてよかったと思ったプリセットとその保存方法をご紹介します。
ブラシの保存方法
Photoshopの画面を開き、
- ツールバーからブラシツールを選択します。
- 現在表示されているブラシの横に表示されている▼を押します。
- パネルが展開され、右上に③のようなボタンが表示されます。
- 各メニューが表示され、ブラシを保存を選択します。
- 任意の名前(xxx)をつけて自分のわかりやすい場所に保存します。
現在使用しているすべてのブラシが1つにまとまった「XXX.abr」という拡張子のブラシプリセットが保存できます。
カスタムシェイプの保存方法
Photoshopの画面を開き、
- ツールバーからカスタムシェイプを選択します。
- 現在表示されている「シェイプ:」の横に表示されている▼を押します。
- パネルが展開され、右上に③のようなボタンが表示されます。
- ボタンを押すと各メニューが表示され、ブラシを保存を選択します。
- 任意の名前(xxx)をつけて自分のわかりやすい場所に保存します。
現在使用しているすべてのカスタムシェイプが1つにまとまった「XXX.csh」という拡張子のカスタムシェイププリセットが保存できます。
グラデーションの保存方法
適当な新規ファイルを開き、レイヤーを表示させます。
レイヤースタイルを表示させ
- グラデーションオーバーレイを選択。
- 「グラデーション」横②の▼を押してグラデーションパネルを表示する
- パネルが展開されると、右上に③のようなボタンが表示されます。
- ボタンを押すと各メニューが表示されるので、グラデーションを保存を選択します。
- 任意の名前(xxx)をつけて自分のわかりやすい場所に保存します。
現在使用しているすべてのグラデーションが1つにまとまった「XXX.grd」という拡張子のグラデーションプリセットが保存できます。
グラデーションの場合は、ブラシやカスタムシェイプのようにツールバーからグラデーションを選択してから同じ手順で進んでいただいても保存可能です。
パターンの保存方法
グラデーション同様、適当な新規ファイルを開き、レイヤーを表示させます。
レイヤースタイルを表示させ
- パーターンオーバーレイを選択。
- 「パターン:」横②の▼を押してパターンパネルを表示する
- パネルが展開され、右上に③のようなボタンが表示されます。
- 各メニューが表示されるので、パターンを保存を選択します。
- 任意の名前(xxx)をつけて自分のわかりやすい場所に保存します。
現在使用しているすべてのパターンが1つにまとまった「XXX.pat」という拡張子のパターンプリセットが保存できます。
プリセットを直接保存
上記のやり方以外にも、現在保存されている場所からそのままプリセットを保存する方法もあります。
設定によって場所は異なりますが、大体下記に保存されているのかなとおもいます。
コンピューター → OS(C:)(設定によって場所が変わる可能性あり) → Program Files → Adobe → Adobe Photoshop CSxx(自分のバージョン) → Presets → 必要なプリセット
■ブラシ
C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CSxx\Presets\Brushes
■グラデーション
\Gradients
■カスタムシェイプ
\Custom Shapes
■パターン
\Patterns
上記からプリセットを保存してくると、ダウンロードしたものや自分で作成したものによってプリセットが分かれてしまっている場合もあるので、最初にご紹介した手順で一括保存するやり方だとファイルも少なく便利かと思います。
同じ環境をそのまま再現できれば、時短にもつながりますので、ぜひ試してみてください。
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