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コロ

2017/03/16

【2017最新版】ウェブサイトの閲覧ブラウザ、モバイル機器のシェアを調べてみた

投稿者: コロ
カテゴリー: マーケティング >メディア運用

ウェブ制作において常につきまとう悩みとして、ブラウザや画面サイズ(特にスマートフォン)の対応範囲が挙げられます。どこまで対応するべきかはっきりした答えはなく、制作者にとっての永遠の課題だと思いますが、実際のところどうなんだろう?と気になったので、2017年1月1日~3月14日時点の、qam(このサイト)ユーザーが使用したブラウザやモバイル機種のシェアをGoogleアナリティクスで調べてみました。

ユーザーの基本属性

上の図が年齢、性別の分布となります。25~34歳が最も多く全体の4割強を占め、45歳を超えると割合がぐっと少なくなります。男女比は男性のほうがやや多くなっています。

ついでにインタレストカテゴリ(ユーザーの興味・関心による分類)も見てみました。

もっとも多いのは「Technophiles」(ハイテク好き)でした。2番目に「Shutterbugs」(写真好き)が多いのは、Photoshopの画像加工に関する記事などがよく見られている影響だと思われます。

qamはウェブ制作に関する記事が多いメディアなので、やはりユーザーも同業者、ウェブ制作に携わる人が多いようですね。それでは、これらを踏まえたうえで調査結果をご覧ください。

調査結果

ブラウザシェア

Chromeが約50%で頭一つ抜けています。意外にも二位はSafari(理由は後述)、その後にほぼ同率でIEとFFがで続いています。Windows10の標準ブラウザであるEdgeは1.95%と、浸透するのはまだまだ先になりそうです。

IEのバージョン

WEB制作者を苦しめるIEの旧バージョンですが、qamのユーザーに関しては95%が11.0なので、ほとんど無視できるレベルだと思います。ただこれは「Technophiles」(ハイテク好き)が多いqamでの結果なので、ユーザー層が異なるBtoBの企業サイトなどではかなり違った結果になるのでは、と思います。

モバイル機種

61.48%でiPhoneが他機種を圧倒、ここまでとはちょっと予想外でしたが、確かに周りの同僚や同業者もだいたいiPhoneですし、仕事でMacを使う人が多いこの業界ではiPhoneユーザーの比率も高い傾向がありそうです。Safariを使う人が多いのもおそらくこれが理由ですね。

解像度

375×667(iPhone6)がもっとも多く、360×640(Android端末に多い解像度)、320×568(iphone5、SE)がそれに続いています。ここは基本として、768×1024(ipad)、414×736(iPhone6 Plus)あたりまではやはりキッチリ抑えておきたいところですね。

まとめ

2017年現在のブラウザやモバイルのシェアは、当然ですが一年前とはまったく異なっています。また、一年後は今とはまったく違う状況になっていることでしょう。最新の技術や流行に対して常にアンテナ張るという意味でも、ウェブサイトに訪れるユーザーの環境を定期的にチェックしてみることをおすすめします。

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