2016/12/13
オウンドメディアでPVが伸びるコンテンツを作るコツ
「コンテンツマーケティング」という考え方が一般的になり、自社メディア(オウンドメディア)を持つ企業もかなり多くなってきました。オウンドメディアの最終的な目的はさまざまですが、まずは多くの人に見てもらうことが最初の目標になると思います。
僕もこの1年ほど「qam」というメディアの運用、記事の投稿を行ってきましたが、気合いを入れて書いたのに全然読んでもらえなかったり、逆に力を抜いてさらっと書いたものが意外に反響があったり……と、記事によって驚くほどPVに差が表れるのを身をもって実感しています。
どうせ同じ時間をかけて書くなら、少しでも多くの人に見てもらえる記事のほうが次へのモチベーションにもつながります。そこで今回は、手前味噌ではありますがこれまで僕が投稿してPVが伸びた記事(伸びなかった記事も)の理由を分析、紹介してみたいと思います。
ニッチなキーワードを狙おう
すでに有名な大企業やファンが数多くいるメディアとなれば話は別ですが、世の中にある多くのオウンドメディアの主な流入元はGoogleやYahooからの検索になると思います。しかし、検索結果が何十万件と表示されるいわゆるビッグワードで上位に表示させるのは至難の技。そこで狙い目なのが、検索の母数は少ないけれど確実に上位に表示されるキーワードです。
それでPVが伸びた記事がこちら
「ストーリーテリング」というキーワード自体はもともとビジネスでも用いられている言葉ですが、最近のトレンドとしてwebの世界でもよく耳にするようになりました。上の記事は「ストーリーテリング web」という複合キーワードでの検索流入がかなり多くなっています。
知ってて当然?と思うことが意外と人の役に立つ
「qam」はwebに関する情報をテーマにしたメディアなので、当然web業界の人や、webに興味のある人が主なターゲットです。そのため、できれば誰も知らない、専門的な情報を載せたくなるのですが「これは誰でも知ってるよな・・・」と思っていた情報が、意外にもよくアクセスされる場合があります。
それでPVが伸びた記事がこちら
フィルタ機能は正直言ってGoogleアナリティクスの中でも初歩的な機能ですが、思った以上によく見られています。web業界に限らず「アナリティクス フィルタ」で検索する人がかなり多いようです。
逆に失敗したパターンはこちら
さすがに「ディメンション」までいくと検索の母数が少なすぎるせいかPVが全然伸びませんでした。(個人的には、こちらの方が役立つと思うのですが・・・)
誰も書いていない情報は大きなチャンス
先ほどの話とは少し矛盾しますが、いくら役に立つ情報でも、すでに同じ内容がweb上にあれば、当然ですが後から出した方はなかなか見られません。(書き方や分かりやすさなどで差別化できれば別ですが)
逆に言えば、まだ誰も発信していなかったり情報が少ないコンテンツはPVを獲得する大きなチャンスに繋がります。
それでPVが伸びた記事がこちら
これはたまたま仕事でアクセス解析を行っているときに見つけたもので、当時はまだはっきりした情報がほとんどありませんでした。そこでqamの記事にしてみたところかなりのアクセスがあり、現在も検索結果の上位に表示されています。
まとめ
オウンドメディアは作ればすぐに効果が現れるものではなく、少しずつコンテンツの質と量を高めていく地道な努力が求められます。
上記はPVを伸ばすコツのひとつではありますが、必ずしもこれだけが答えではないので、試行錯誤を重ねながら、メディアを大きく育てていきましょう!
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