2016/10/27
【基本知識】ベーシック認証でWEBサイトにパスワードをかける方法
WEBサイトにパスワードをかけて、特定の人だけ見せたいときに使われる「Basic認証」。
今回は、オンラインツール「.htaccess Editor」を使い、簡単な方法を説明していきます。
目次
ユーザ名とパスワードを設定する
まずはベーシック認証のかかったページを閲覧する際に、必要となるユーザ名とパスワードを設定します。画像の番号と合わせて説明をしていきます。
左メニューからベーシック認証を選択してください。
ユーザ名(1)とパスワード(2)を決める
どちらも任意のものでOK。ランダム作成ボタン★を押せば、ランダムなパスワードを生成することできます。
【該当部分 例】
ユーザー名:qam
パスワード:proninaru
.htpasswdを作成する
ユーザ名とパスワードを入力したら、.htpasswdを作成ボタン(3)をクリック。
.htpasswdファイルを作るときに必要なテキストが生成されます。
.htpasswdまでのサイトパスを入力する
サーバーのサイトパス(5)を入力します。
【該当部分 例】
/home/qam-web.com/.htpasswd
※サイトパスがわからない時は・・・
テキストエディタに下記内容をコピーしてphpファイルを作成してください。(ファイル名は任意です。今回はsample.php)
<?php echo __FILE__; ?>
そのphpファイルを、パスを知りたい階層にアップロードします。
URL/sample.phpとブラウザ上で入力すると、サイトパスを確認することができます。
例)http://www.qam-web.com/sample.php
必要なファイルを作成する
「.htpasswd」ファイルを作成する。
「.htpasswd」の項目(4)に表示されている内容をテキストエディタにコピーし、.htpasswdという名前で新規ファイルを作成します。
【該当部分 例】
qam:3.WXQnaHgtzAI
「.htaccess」ファイルを作成する。
(6)に記述されている内容をテキストエディタにコピーし、.htaccessという名前で新規ファイルを作成します。
※上記で作成する.htpasswd、.htaccessは拡張子の問題でそのままでは保存できないので、まずはhtpasswd.txt、htaccess.txtにて一度保存します。
サーバーにファイルをアップロードしてから.htpasswd、.htaccessに名称を変更をします。
ファイルをアップロードする
.htpasswdまでのサイトパス(5)で記述した場所に .htpasswdファイルをアップロードします。
例)/home/qam-web.com/の階層へ.htpasswdをアップロード
パスワードをかけたいページの階層に.htaccessファイルをアップロードします。
今回はどちらも同じ階層にアップしました。(http://www.qam-web.com/index.html にかける場合を記しています。)
サイトを確認した際に、このような認証画面が出てきたらベーシック認証の完了です。
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