2016/09/28
SEOからSXOへ?進化するGoogleのアルゴリズム
SEOが変化していることは、WEB担当者であれば何となく聞いたことがあると思います。外部リンク対策やミラーサイトは衰退していき、コンテンツSEOが推奨される流れになっています。上位に表示されるためのルールがここ2、3年で大きく変化しています。
いったい何が起きているのでしょうか。
googleのアルゴリズムの動きについて
Googleは2013年、「ハミングバード」というアルゴリズムを発表しました。この特徴は会話型検索の処理能力が向上したと言われ、会話の背景にある意味を理解することができるようになったとされています。2015年には「RankBrain」という”機械学習をベースとした人工知能システム”を発表しました。この特徴は、過去の履歴などを学習し、最適な検索結果を表示することが可能になったとされており、「オバマの奥さん」と検索し「ミシェル・オバマ氏」と検索結果を返すことです。オバマの奥さん→バラク・オバマの妻→ミシェル・オバマ氏という知識を知っていることになります。
SXOと呼ばれるもの
これまでの「SEO」(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」)は検索エンジンという機械やシステムへの対策の意味合いが強かったのですが、これからはユーザーの期待に応えることを目的とした最適化が求められていきます。これを「SXO」(Search Experience Optimization:検索体験の最適化)と呼びます。つまり、ユーザーが求める情報をコンテンツとして提供していかなければ、Googleに評価されないということです。
Googleで評価されるには
“検索する”という行為を掘り下げていくと、ユーザーはインターネットに“質問”をしているのです。学校で分からない単語があったときに辞書や教科書で調べるのと同じように、商品を使用した感想やどこで購入できるか、いくらかかるのか、その場所に何があるのか、知りたい情報を思いつく単語で検索枠に入れて検索ボタンをクリックします。
例えば、「ホテル 宿泊」と検索する人は、近くで宿泊できるホテルはないかな?」「ホテルの宿泊予約をしたいな」「当日泊まることができるホテルはないかな」などを問いかけているはずです。それらの質問に応えてくれるWEBサイトが、Googleでは評価されるのです。
今後私たちは、“ユーザーの意図を考えたキーワード選定”と“ユーザーに対してどのような価値(情報)を提供できるか”を重要視しないといけません。今WEBサイトを更新している方で気になると思った方やお客様へのネタとしたい方がいらっしゃいましたら、是非ご相談ください。
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