2016/08/25
あなたはどちら派?紙の本と比較した電子書籍のメリット、デメリット
8月3日から日本でもAmazonの読み放題サービス「kindle unlimited」が始まったことで、再び盛り上がりの気配を見せる電子書籍。僕もAmazonのkindle paperwhiteを所有しており、電子書籍は普段からよく利用しています。ただ、実は同じくらい紙の本もよく読んでいます。
そこで今回は、紙と電子書籍のどちらも利用する僕が思うそれぞれのメリット、デメリットと、個人的な使い分けの方法をご紹介します。
目次
はじめに
僕が普段読むのは主に小説とビジネス書です。マンガや雑誌はほとんど読みません。そのため、絵や写真の多い本を読む人にはあまり参考にならないかもしれません。ご了承ください。
電子書籍のメリット
1.かさばらない
やはり文庫本1冊くらいの大きさで、何十冊分もの本を持ち運べるのは革命的なことだと思います。複数の本を並行して読むタイプの人にはピッタリですね。
2.ボタンひとつで本が買える
僕のkindleはwi-fiモデルなので環境を選びますが、近くに本屋がなくても、閉まっているような時間でも本を買ってすぐ読むことができるのは非常に便利です。
3.暗い場所でも本が読める
地味に素晴らしいと思うのがこれ。布団の中でも本が読めます。特にkindle paperwhiteの光は他のタブレット端末に比べ目に優しく疲れにくいのも嬉しいです。
4.付箋やマーカーを自由につけられる
多少操作の手間はありますが、本を汚すことなく、気になったページや文章にチェックを入れることができます。辞書機能を使って分からない単語の意味を調べることもできます。
電子書籍のデメリット
1.電池が切れると読めない
当たり前のことですが、しばらく放置していた時など、意外とよく起こります。モバイルバッテリーを持っていれば安心ですが、そのぶん荷物が増えてしまいます。
2.絵や図が多い本には向かない
iPadなどある程度の画面サイズや解像度があれば大丈夫だと思いますが、paperwhiteは画面が小さく、そもそも白黒なので画像がメインの本を読むには不向きです。
紙の本のメリット
逆に紙の本を読むメリットにはどのようなものがあるか頑張って考えてみたのですが、正直言って利便性の面で紙は電子書籍にはどうしても及びません。なので、個人的な趣味、嗜好が多分に入ることをご了承ください。
1.「本屋に行く」という楽しみ
僕は本を読むのと同じくらい本屋に行くことが好きです。あてもなく書棚をうろつき、ピンときた本を手に取ってみる。そんな本との出会いを楽しむ感覚、好きな人は分かってくれるんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。話題の本や流行を掴むという意味でも、定期的に本屋に行くのは大事なことだと思います。
2.ページを捲る感覚
紙の書籍にあって電子書籍にないもの、それがページを捲るという動作です。これも好みの話になってしまいますが、ゆっくり落ち着いて本を読みたいときは、電子書籍はどこか味気なく感じてしまいます。他にも、残りのページを常に感覚で把握できる、ちょっと前のページを気軽に読み返せる、といった実用的な面でのメリットもあります。
電子書籍と紙の本の使い分け
こうして並べてみると電子書籍のメリットが目立ってしまいますが、両方とも使ってみて、僕は最終的に「ビジネス書は電子書籍」「小説は紙」という結論に至りました。空き時間にさっと読んだり、気になった箇所に気軽に付箋をつけられたりなど、ビジネス書を読む際には電子書籍の方が何かとメリットが多いと感じます。また話題のビジネス書はkindleストアで割引されることも多いため、本屋で見て気になったものもネットで調べてから安いほうで買うようにしています。
逆に小説は、たとえ電子書籍のほうが安くてもほぼ必ず本屋で買います。理由は上記の趣味嗜好の部分が大きいのですが、特に単行本は表紙や装丁も含めて一つの作品だと思うので、なるべく紙の書籍で読みたいと思っています。
とりとめのない話になってしまいましたが、何かしら参考になりましたら幸いです。機会があれば、オススメの本なんかもここで紹介できたらと思っています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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