2016/06/07
com.google.android.googlequicksearchbox はリファラスパムと思いきや…?
Googleアナリティクスに限ったことではありませんが、WEBサービスは次々に新しい機能が追加されたり、急に仕様が変わったりするので、たまに戸惑ってしまうことがあります。今回は、Googleアナリティクスの仕様変更にまつわるちょっとしたお話です。
怪しいリファラを発見!
先日、あるサイトのアクセス解析を行っているときに、妙なリファラ(参照元サイト)からのアクセスを見つけました。
「com.google.android.googlequicksearchbox」
またリファラスパムかな?と思ったのですが(リファラスパムについてはこちらを参照してください)ちょっと様子が違う。
↑足跡を残すことだけが目的のリファラスパムとは明らかに異なるアクセスが計測されています。
その正体は……
調べてみると、どうやらAndroidスマートフォンにデフォルトでインストールされている、ホーム画面にあるGoogle検索窓からのアクセスのようです。「android」の「googlequicksearchbox」なので、言われてみればまさにその通りですね。
情報が少なくはっきりしたことは不明ですが、4/27に行われたAndroidのOSアップデートが原因のようで、確かにその日からこのリファラが計測され始めています。これ以前は「(direct)/(none)」(参照元不明)と計測されていたようなので、流入元が分かりやすくはなりました。
欲を言えば、ホーム画面でもブラウザでもユーザーの感覚としては同じようにGoogle検索をしているので、アプリのほうも検索流入としてカウントしてくれたらもっと助かるのですが……。
ともかく、「com.google.android.googlequicksearchbox」からのアクセスが急に増えていても、リファラスパムと勘違いしてフィルタをかけてしまわないように気をつけましょう。
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